koholaです🐋
9月に入ったのに毎日暑い日が続いていましたが、お彼岸を迎えてやっと秋を感じられる日が増えた気がします。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期になりますので、体調管理も気を付けてくださいね。
お出かけしやすくなる秋ですが、娘が不登校だった頃、とにかくお出かけをしたがらなくて家にいることが多かったので、いかにおうち時間を充実させるか工夫をしていました。
今回はそんな何気ない日常に彩を添えるグッズをご紹介します✨
サンキャッチャーが生み出す光の魅力
サンキャッチャーって見たこと、聞いたことはありますか?
サンキャッチャー (Suncatcher) とは、太陽光をプリズムのように透過・屈折させるガラスなどで作られたインテリアの一種。朝日や夕日がよく射し込む日当たりのよい窓際などに設置して、陽光を複雑に屈折させることで、部屋の中に小さな虹色の光の乱舞を作り出して楽しむ装飾品である[1]。
風水の縁起物としても使われている[2]。陽のエネルギーによって浄化効果があるとされている[3]。
引用元:Wikipedia
私は娘が本格的に不登校になった時にサンキャッチャーを知りました。
不登校の混乱期(ひきこもりがちになる期間)の娘は、今まで好きだったことも、何も楽しめない状態になっていました。そして、お出かけをすることも嫌がるようになりました。
毎日、なんとなくYouTubeやゲームをして日々を過ごしていましたが、楽しいではなく、ただ時間をつぶすためにそれをやっているといった感じでした。
何も楽しめない。
私はそんな状態を経験したことがないので、状態を受け止めてあげることは出来ても、どう気持ちに寄り添えばいいのか、とても考えました。
私に何か出来ることはないかな?考えた時、あからさまなアプローチをするのではなく、ちょっとしたことから変化させていこうと思いました。
サンキャッチャーを飾るおすすめの場所

今まで好きだったことが楽しめなくなっている娘の心が急に回復することはありません。
不登校は子供も学校に行けない自分を責めたり、家族に迷惑をかけているという罪悪感を感じています。
親である私も、娘を大げさに励ましたり、無理やり元気づけたりするのではなく、まずは何気ない日常にちょっとした癒しを感じてもらえるように、手軽に飾れるサンキャッチャーを生活に取り入れることにしました。
混乱期は自室にこもりがちになる子供が多いので、1つは娘の部屋の窓辺に。もう1つは家族で過ごすリビングに飾り、サンキャッチャーの光を楽しむ生活が始まります。
サンキャッチャーを飾るのに適している場所は、太陽が昇る東側の窓、太陽が沈む西側の窓太陽光が入りやすいのできれいな光が集まりやすくておすすめです🌞
季節や時間帯で変わる光の表情
何かのサイトで、サンキャッチャーは、日照時間の少ない冬の北欧で、太陽の光を室内に取り入れるために使われたという話を見たことがありました。
太陽の光を室内に取り入れる、そんな素敵なことを考える方がいるんですね✨
素晴らしいインテリアを作ってくれた方に感謝です。

通常の太陽光はカーテンを開ければ明るさとして入ってきますが、サンキャッチャーを通して室内に入る光は反射された光になるので、光が形になって空間に映し出されます。
日差しが入る角度によって光が変化することもあります、虹色、白、黄色と、時間帯やその日の天候によって違う光が楽しめます。
また、サンキャッチャーは季節も感じさせてくれます✨
サンキャッチャーを飾ってから、季節によって太陽の位置が微妙に変化していることに気づくことが出来ました。
なにより嬉しかったのは、自室にこもりがちの娘が、光が入る時間が季節によって変わること、太陽の沈む時間が早くなってきた、日がのびてきたなど、自分の部屋で感じてくれたことを私に話してくれたことでした。
今までの生活では、当たり前すぎて感じてもいなかった太陽の動きを、娘も私も改めてじっくり感じることが出来るようになったのは、サンキャッチャーのおかげだと感じています。
ちなみに、息子は虹の光が見えると毎回「虹が見れるってラッキーだね!」と喜んでくれて、家族みんなで光を楽しむことが出来ています😊
親子で感じるサンキャッチャーの効果
手軽に生活に取り入れられるサンキャッチャーを飾るようになってから、ちょっとしたことですが、私たち家族に良い変化がありました。
サンキャッチャーに関することで、家族の会話が増えたのです。
1人時間に寄り添う癒しの光
娘が完全に不登校になってから、私はフルタイムのお仕事をしていたので、日が暮れてから帰宅していました。その間、娘は1人で家にいる状態です。
話す人もいなければ、何をしても楽しくない。起きていると学校に行けない自分を責めてしまう。今日も何もしないで1日が終わってしまう…。
そんな憂鬱な日々を送っていた娘の心を少しずつ癒してくれたのがサンキャッチャーでした。
虹色の光って特別感がありませんか?
虹はなかなか見られないから貴重なもの🌈という感覚って、誰にでもあるものかなと思いますが、そんなレアな虹色の光が娘を日々癒してくれました。
不登校になってから口数が少なくなっていた娘が、「今日も虹色が見れたよ」「光が入る時間が変わった」など、私が帰宅した後に自分から話をしてくれるようになりました😌
親子の会話や時間が増えるきっかけに
娘のサンキャッチャーの光についての報告を境に、不登校前ほどではありませんが家族での会話が増えていきました。
私がサンキャッチャーの光が見られるのが休日しか見ることが出来ないので、娘に「たくさん見れていいなぁ✨」と話しをすると、虹色の光の写真を撮って見せてくれるようになりました。
毎日ではありませんが、今日の光はキレイだなと思った時に撮影をしてくれていたようです。
息子も、学童に通っていて帰宅は私と同じ時間になるので、その写真を喜んで見る私と息子、それを見て喜ぶ娘、という風にいい空気が流れることが増えていきました。
私と息子のために写真を撮ってくれる娘の優しさに、私自身も心が救われました🥲✨
さいごに
子供が不登校になると、安定期(子供の罪悪感、親の焦りが落着きだす時期)に入るまで子供も親も、学校に通えないことに心がモヤモヤする日々を過ごしているかと思います。
特に親は、子供が大切が故に心配して、早く学校に行けるように働きかけをしてしまいがちです。
しかし、この行動は、お子さんの気持ちを置き去りにしてしまい、さらに苦しめる原因になったりします。
焦る気持ちは痛いほど分かりますが、一番苦しんでいるのは子供です。
お子さんの負担にならないところから、変えていける所を変えてみてください😊
何気なく過ごしている日常にちょっとした彩を添えることで、豊かな時間を過ごしていただければと思います🍀
遠回りに思えることが、近道につながることもある!
焦らず、少しずつ進んでいきましょう。



